Call Etiquette

あなたは今、インシデントに関する会議に初めて参加したところです。いったい何が起きているのか、何をすればいいのか分かりません。このページは、初めてのインシデント会議参加を支援するもので、将来的にあなたが参加することになるであろう会議の参考となるでしょう。

最初のステップ#

用いる言葉#

明確な用語を用い、会議中は略語や短縮語の利用を避けましょう。明快で正確なコミュニケーションは、素早くコミュニケーションをとるよりも重要です。

Communication

会議においては、標準的な無線音声による手順を使う必要はありません。しかし、これらの用語は会議中に耳にするかもしれない(あるいは自分で使う必要が出てくるかもしれない)ので、慣れておくとよいでしょう。英語による重大インシデントの会議では、以下のような用語がよく使われます。

なお、新しい略語を作るのは避け、常に暗黙的であるよりも明示的であることを心がけてください。略語を使って時間を節約しようとして、相手がその略語を知らなかったために誤解が生じるよりも、物事を明確にするほうがよいはずです。

コマンダー(指揮官)#

インシデントコマンダー(IC)は、インシデント対応プロセスのリーダーで、インシデントを解決へ導く責務を負っています。会議の冒頭に彼らは名乗り、話の大部分を担うでしょう。

問題があったときは#

インシデントコマンダーが会議にいない! どうすればいいか分からない!#

会議内でインシデントコマンダーがいるか聞いてみましょう。返事がなければSlackに !ic page とタイプして、プライマリとバックアップのインシデントコマンダーに通知を送り、会議への参加を促します。

会議かSlackのどちらか片方にしか入れない場合、どうしたらいい?#

片方のチャンネルへの参加も歓迎ですが、コミュニケーションの分断を招くため、インシデント対応へアクティブに参加することは避けたほうがよいです。Slackと会議の両方に参加している人と連携し、あなたが提供できる情報があれば彼らに取り上げてもらうようにするとよいでしょう。